2月11〜12日に、岩手県の北部、一戸や葛巻、九戸、二戸をめぐる冬のめぐみツアーが開催されました。
シーグァのホームページにて、以前ご紹介した通り、このツアーは、岩手のアンテナショップ:ナチュラルエッセイさんが主催されたものです。シーグァ代表の眞鍋も参加しました。
ツアー1日目
ツアー1日目は、一戸町の坂松農園と、岩手牛の肥育舎を訪れました。
坂松農園では、甘い甘いトウモロコシをいただきました。1本の幹から取れる甘いトウモロコシは1本だけということも教えていただきました。その通り、とっても甘く美味しく、さらに炭であぶって醤油をかけていただいた香ばしさも感じられました。
その後は、岩手牛の肥育舎を訪れました。30ヶ月間かけて飼育した岩手牛を出荷する話から、牛の飼料の価格高騰により困っていることなど課題も伺うことができました。一筋縄ではいかない生産者の声を直接聞くことで、食についての現状や問題を知る機会になりました。
他にも、葛巻を訪れました。葛巻はミルクとワイン、クリーンエネルギーのまちということで知られています。食だけではなく、木質バイオマスガス化発電設備や畜ふんバイオガスシステムの見学も行いました。環境に配慮されたSDGsの取り組みを知るきっかけになりました。
他にも、木の皮を活かした細工体験を森のこだま館で行いました。木の皮でも立派なペン立てをつくることができます。
もちろん、ワインも有名な葛巻で、岩手くずまきワイナリーを訪れました。100%山ぶどうワインを美味しくいただきました。
ツアー2日目
翌日は天気に恵まれ、青空のなか九戸の南部箒を制作している高倉工芸へ訪れました。
箒を極めると2万や、高級なものでは50万するものもあるのだそうです。高級なものは安価なものとは違い、箒が軽く、掃くと感じの良いものでした。
実際に、小さな箒作りを体験。教えてもらうものの作るのが難しい。職人の技をあらためて感じました。
また、南部せんべいの里、金田一温泉、座敷わらしのいる緑風荘や亀麿神社にも立ち寄りました。
あっというまの2日間で様々場所を訪れ感じ考えたこともありました。
岩手をはじめとする地方の特産品を伝えたい!
ツアーを通して、素晴らしい農家さん、畜産家さん、伝統工芸家さんそれぞれに様々な悩みを抱えていることを知りました。こういった素晴らしい食や技術を必要とする場所につなぐ活動をシーグァでできないかと、代表は考え始めました。
昨年からつながりのある岩手とは縁で繋がっているものもあるかと思います。
まずは、岩手で何か応援できないか考えてみているところです。
また活動について、シーグァのホームページで報告していきます。